ダイエットはただ身体を細くするためのものではありません。
美しく痩せるには無駄な脂肪を落とし、尚且つ必要な量の筋肉をつけなければなりません。またせっかく痩せることができても再び太ってしまうのであれば、再度ダイエットに励む必要があります。そのためダイエットを行いながらも理想的な体をキープできるよう、体質を改善することも必要なのです。
幸い筋肉量が増えれば脂肪燃焼効果が高まります。そのため美しい体を作るために筋肉を鍛えるのであれば、同時に太りにくい体を作ることができます。
しかし運動が苦手であるために、筋肉量を増やすことはハードルが高いと感じる人がいるのも事実です。
そのように感じておられる人にお勧めなのがタヒチアンダンスです。
ではなぜこのダンスがダイエットに効果的なのか、その理由について見ていくことにしましょう。
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タヒチアンダンスのダイエット効果
まずはタヒチアンダンスのダイエット効果について見ていきましょう。ダイエットを行うには体に蓄積されている余分な脂肪を燃焼させなければなりません。
そのためには有酸素運動を行う必要があるわけです。有酸素運動と無酸素運動を簡単に説明するなら、有酸素運動はゆっくりと行われる運動であり、無酸素運動は激しい運動と定義できます。例を挙げるならウォーキングは有酸素運動に分類され、筋トレは無酸素運動です。
タヒチアンダンスは時折激しい動きが求められることもありますが、基本的には上半身を固定し、動かすのは下半身のみです。そのため筋トレなどの激しい運動とは異なり、体に大きな負担をかけることなく行えるダンスです。
また腰を振ったり回したりする動きが多いために、ウエスト周りのダイエットにぴったりです。そのためウエストを美しく見せたいという女性にお勧めです。
タヒチアンダンスと筋肉
先にも少し触れましたが、このダンスの特徴は上半身を固定させたまま腰から下の下半身を動かす動作が多いことです。まずこれだけでも腹筋や背筋に負荷がかかり、インナーマッスルが鍛えられます。
これらの筋肉が鍛えられると腹部が引き締まり、尚且つ姿勢が良くなります。そのためこのような作用もウエスト部分を細くし、美しい姿勢を保つことに貢献します。
加えて冒頭でも考慮しましたが、程よく筋肉がつけば脂肪燃焼効果が高まり、太りにくい体を作ることができます。この点でもタヒチアンダンスは非常に大きな役割を果たしてくれるわけです。
当然のことながら腰を激しく動かすとより多くの筋力を使うことになりますので、筋肉はさらに鍛えられます。
またこのときの振動に耐えるために腹筋や背筋にも力が入るために、これらも鍛えられるのです。
上半身を固定したまま下半身を動かすという動作をはじめのうちは上手に行うことができないかもしれません。そのためもしかするとタヒチアンダンス初心者はもどかしい気持ちになるかもしれません。
しかしベースとなる動きをマスターすることは非常に大切です。そしてこの動きがマスターできれば次第に腰を動かすスピードを速めることができ、より効果的に筋肉を増やすことができるようになります。
しかしこれは筋トレのように激しい運動ではありません。そのためタヒチアンダンスを行っているからといって、筋肉ムキムキになることはないでしょう。この点は女性にとって大きなメリットであると言えます。
女性らしい体を作りたいという人の多くは、筋肉が発達しすぎることを警戒します。タヒチアンダンスは程よい量の筋肉をつけることに貢献しますので、ムキムキになってしまうかもしれないという心配は無用です。
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1日にどれくらい踊ればいい?
それほどハードではないように見えるタヒチアンダンスであっても、踊っているとそれなりに疲れます。そのため1日に何時間も踊り続けるのであれば、体は相当疲れることでしょう。ダイエットのために行うタヒチアンダンスは1日5分程度でも構いません。
一般的には1日5分のダンスを毎日行っていれば、1週間ほどでウエスト周りに効果が表れるとされています。もちろん個人差はありますが、脂肪燃焼効果と筋肉の増量によって、比較的容易に見栄えに違いが表れるのは確かです。
最近では無料動画サイトなどでもタヒチアンダンスを踊っている様子を見ることができますので、そのようなものを見ながら毎日5分程、自宅で踊るのであればダイエット効果を体験できます。
まとめ
やはりダイエットの中でもお勧めなのが、体を動かすことで身体を細くする方法です。人の体はものを食べなければすぐに細くなります。しかしこの場合、脂肪だけではなく筋肉や骨まで痩せ細ってしまうために、美しく痩せることにはなりません。
美しい体を保つためには余分な脂肪を燃焼させ、必要な筋肉を保つ必要があるのです。
これまで考えてきたようにタヒチアンダンスはダイエットに必要な要素を備えています。またダンスは楽しく行える運動であるために、これまで運動が苦手であったという人であっても続けることができます。恥ずかしさもあるかもしれませんが、自宅で家族と一緒に行うのであれば継続性が高まりますので、この方法はお勧めです。
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