「タヒチアンダンス」は名前のもある通り、タヒチ島でポリネシア人が生み出した伝統のダンスです。
タヒチアンダンスと言うと、ピンと来ない方も多いかもしれませんね。
ハワイの伝統の踊りであるフラダンスに比べると、知名度はグッと落ちますからね。
タヒチアンダンスを深くご存じない方には、フラダンスとの区別はつきにくいかもしれません。
だいたい、フラダンスと同じだと考えて良いです。
今回は、タヒチアンダンスのメイクの仕方や、メイクに必要な道具、コツなどについて紹介させていただきます。
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タヒチアンダンスのメイクの仕方
基本的にはフラダンスのときのメイクと同じです。
ステージ上で、タヒチチアンダンスを披露する場合には、一番注意していただきたいのが「メイクの濃さ」です。
ステージ上では、強烈なスポットライトが当たります。
また、ステージか遠い席で鑑賞している方にも、顔立ち、表情がわかるメイクをする必要があります。
ですから、タヒチアンダンスのメイクは、濃すぎるくらいでちょうど良いのです。
特に、アイメイクは、日常では絶対にしないだろうというくらい濃いメイクでもOKです。
まずは、メイクの順を追って、メイクの仕方を紹介します。
ベースメイク
ベースメイクは普段のお化粧と同じ要領で良いです。
化粧下地をぬってから、ファンデーションをぬっていきます。
タヒチアンダンスは、南国タヒチのダンスなので、肌は小麦色がよくあいます。
色白の方は、小麦色のファンデーションをぬると良いでしょう。
ファンデーションは、スクールの方ほとんどが、スティックファンデーションを使っています。
これは、メラニンスポンジのような化粧用スポンジにとり、肌にたたくようにぬりこんでいきます。
タヒチアンダンスのメイクの基本通り、濃いめでぬってくださいね。
次からは、タヒチアンダンスで、もっても重要なアイメイク方法を紹介します。
アイメイクの順を追って紹介しますね。
アイメイク、ビューラー編
まずは、ビューラーをかけます。
このとき、ビューラーをドライヤーの熱か、ライターの火であぶるなどしてから、カールをすると、一発でカールが決まるのでおすすめです。
普段のメイクのときは、アイシャドウの後にビューラーをしますが、タヒチアンダンスのメイクのときは、ビューラーが先です。
なぜなら、タヒチアンダンスのメイクのときは、アイシャドウが濃いからです。
アイシャドウなどを塗ってからビューラーをかけると、きれいにぬったアイシャドウがくずれてしまうからです。
そのために、タヒチアンダンスのアイメイクでは、ビューラーを最初にかけるのです。
アイメイクをはっきりさせるために、つけまつ毛をしますが、まずは自分のまつげをカールさせます。
なぜなら、自分のまつげをカールしないと、まつ毛が下を向いてしまうので、つけまつ毛をしたときに、上下にわかれてしまっておかしいからです。
自分のまつげをカールしておくことで、まつ毛とつけまつ毛が自然になじむのです。
アイメイク、アイシャドウ編
アイライナーをひく前に、アイシャドウをします。
この理由は、アイライナーを先にひくと、アイシャドウでアイライナーが目立たなくなってしまうからです。
アイシャドウは、だいたいの方が濃い茶色をぬっています。
あと、多いのはグレー系です。
青系、ピンク系はNGです。
普段のメイクでは、アイシャドウは1度ぬれば良いですが、タヒチアンダンスのときのメイクは、何度も重ねぬりをしてください。
何度も言っているように、とにかく濃いメイクにしなくてはいけませんので。
アイメイク~アイライナー編
アイライナーは、ペンシルタイプ、リキッドタイプ、どちらでも良いと思います。
私の場合は、どちらも使用しています。
まずは、ペンシルタイプでまつげの間にラインをひき、目じりにはリキッドタイプのアイライナーで上にはねさせるアイメイクをします。
アイライナーは、目じりからはみ出してかいて下さい。
ちょっとはみ出し過ぎかな、と思っても、バサバサのつけまつ毛をするので、結構大丈夫です。
こうすると目が大きく見えます。
そして、目の下もアイライナーで囲むと、さらにはっきりとしたアイメイクになります。
ただ、目の下にアイライナーを入れる場合は、上まぶたのときよりも細く入れてください。
アイメイク~つけまつ毛編
タヒチアンダンスで最も重要な、つけまつ毛です。
まず、つけまつ毛を、自分の目の大きさに合わせて切ります。
目じりから2mmほど長く切ると、目が大きく見える効果があって良いですよ。
そして、つけまつ毛にのりをぬり、まぶたに装着します。
最初に、まぶたの中央に、つけまつ毛を置きます。
そして、目頭の方を押さえ、目じりの方へ伸ばしてきます。
この順番が一番やりやすいですよ。
そして、そのあとマスカラをして、自分のまつ毛と一体感をもたせます。
また、こうすることで、つけまつ毛が外れてしまう危険も回避できます。
チーク
チークは、ブラウン系を使います。
普段のメイクのようなピンク系は似合いませんので。
これも、重ね塗りをして濃くぬってください。
リップ
口紅は、基本的にマットタイプを使います。
なぜなら、髪の毛が唇に引っ付くからです。
タヒチアンダンスは長い髪の毛を振り乱して踊ります。
ですから、髪の毛が唇によくくっつきます。
マットにすれば、ベタベタしないので髪がくっつく心配もありません。
色味は赤系が似合います。
濃く、はっきりとぬってください。
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メイクの道具
タヒチアンダンスのメイクに必要な道具は、普段のメイク道具プラス、バサバサのつけまつ毛です。
普段と違うのは、色味です。
ファンデーションであれば小麦色、チークであればブラウン系などです。
私は、バレー用で有名なチャコットで揃えています。
ここのメイク用品は、肌にも優しく、舞台映えをしますのでおすすめです。
メイクのコツ
つけまつ毛を付けるときにコツがあります。
それはピンセットを使ってつけることです。
指で付けるよりもきれいで簡単に付けられますよ。
あとは、色を少しずつぼかしていきながら、濃くぬっていくことです。
まとめ
タヒチアンダンスのメイクではつけまつ毛が一番難しく感じるかもしれません。
ですが、何度もやるうちにコツがつかめていますので、安心してください。
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