ハワイの伝統の踊り「フラダンス」はとても有名で、教えてくれる教室もたくさんありますよね。
それに比べて「タヒチアンダンス」はあまり認知度がありませんよね。
「タヒチアンダンス」は名前の通り「タヒチ」の島で、ポリネシア人によって生み出されたダンスです。
タヒチアンダンスは、大まかにいうと、「オテア」と「アパリマ」と「アフロア」いう３種類の踊りがあります。
「オテア」は、パーカッションやドラムのビートにのせて腰を激しく動かすダンスです。
一番タヒチアンダンスらしい踊りです。
「アパリマ」はリズムの早い歌でダンスをします。
一方、「アフロア」は、ゆっくりとした歌に合わせて、物語をダンスで表現するので、ゆったりとした動きです。
今回は、タヒチアンダンスに使われる有名な曲について紹介します。
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タヒチアンダンスで使われる有名な曲
ここでは、タヒチで有名な、ボビーホルカムの曲と、人気シンガーのサブリナの歌う曲と、タヒチアンダンスを踊る際に、重宝するであろうCDの曲を紹介します。
ボビーホルカム
タヒチでは知らない人はいない、超有名人です。
ボビーは１９４７年にハワイのオアフ島で生まれました。
ボビーは音楽だけでなく、絵画の才能もすばらしいということが有名ですよね。
ボビーは、１９７６年にタヒチに住み始めました。
タヒチには、ハワイの人が失ってしまった品位を感じ取ったボビーは、タヒチにほれ込んだのでした。
ボビーは自宅に、悩めるすべての人を招きいれ、話に耳を傾けていました。
いつもにこやかで、優しいボビーはタヒチで人気の人物となったわけです。
ボビーの音楽は、レゲエ音楽とタヒチ音楽の融合です。
ボビーのやさしさ、穏やかさを感じられる曲が多いです。
また、彼の絵画の才能もすごいものがあります。
独創的なタッチでタヒチの伝説を描く絵画は、世界中に称賛されています。
ではボビーの曲の紹介です。
Porinetia
これは、とても有名な曲です。
明るく、楽しくなってしまう曲です。
子どもも、お年寄りもみんなで笑いながら踊れる曲です。
楽しさを表現するときにふさわしい曲ですね。
Orio
ゆったりとした曲調です。
女性らしさを存分に表現できますね。
O’oe to’oe rima
自然に感謝するような曲調です。
穏やかな表現ができます。
E iti taurua
楽しくなる曲調です。
見ている人を元気にできる曲調ですね。
ボビーの曲はここまでです。
次は女性シンガーの紹介をします。
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サブリナ
タヒチの歌姫と言われている女性です。
AROHA NO TAHITI
心がウキウキする曲です。
見ている人も元気になりそうです。
TAPA’O
ゆったりとした曲調です。
穏やかな気持ちになります。
PUROTU NO TE FA’A
彼女の優しい歌声が魅力の曲です。
優しさを表現するのに、ふさわしい曲です。
TAHITI FENUA HE’EURI
ワクワクするような曲です。
かわいらしさを表現するのにふさわしい曲です。
PUA TEA RO’O NUI
神秘的なダンスをするときに使われる曲です。
サブリナの曲はここまでです。
次はタヒチの音楽がたくさん収録されているCDの紹介です。
CDアルバム・タヒチ・ヘイヴァ
タイトルにあるヘイヴァとはタヒチ語です。
「祭り・演技」という意味です。
こちらのCDには、激しいビートのタヒチアンドラムの演奏が聞けます。
こちらに収録されている曲は、ポピュラーな曲が多いので、自然と体が動いてしまいます。
Tamure
これは、激しく踊るときに使われる曲です。
見るもの圧倒させるダンスを披露することができそうです。
Iaorana
タヒチの美しさを感じられる曲です。
ダイナミックな踊りを披露できます。
Himene Tatarahapa
楽しくなってしまう曲です。
見て入り人を楽しませる踊りを披露できます。
Honoura
これは、テンポが速く、楽しくなる曲調です。
Cheri Iti E
この曲は愛しい人に捧げる踊りです。
愛する人を思いながらしっとりと踊るときに良いですね。
このCDの紹介はここまでです。
続いてもう１枚のCDを紹介します。
Bora Bora: Songs of Tahiti
こちらは３２曲のタヒチアンソングが収録されているCDです。
聞きなじみのある有名な曲だけ紹介します。
・Pate Matai
・Te Ui Api
・Te Po Haumaru
・Vaiete, Fare Arii Tapa
・Pakakinka
オテアとアパリマの曲が、収録されているので、タヒチアンダンスを練習する際には重宝するCDではないでしょうか。
まとめ
タヒチに住んでいる人にとっては、タヒチアンダンスとはタヒチの文化を象徴するものとして大切に受け継がれています。
今でも、タヒチアンダンスはきちんと継承されています。
タヒチアンダンスには、印象の全く違う衣装がある事も有名です。
ル・グラン・コスチュームといって、美しく華やかな衣装
ル・コスチューム・ヴェジェタルといって、自然の葉っぱや花を取り入れた衣装
ル・コスチューム・オン・ティスュといって、パレオを巻いただけの衣装
ラ・ローブといって、長いパレオを使った衣装
です。
どれも、曲に合わせて選びます。
タヒチアンダンスと言うと、華やかなル・グラン・コスチュームが有名で人気がありますが、私は、タヒチの豊かな自然を感じることのできるル・コスチューム・ヴェジェタルの衣装が好きです。
衣装には、蛍光色は絶対に使ってはいけません。
緑、青色は基本的には使うことが禁止されています。
この理由は、衣装を染めるのは植物であり、植物で染める場合には緑と青は出せない色だからだそうです。
また、植物の衣装は、基本的に自分たちの手で作ります。
タヒチの豊かな自然を感じられるタヒチアンダンスを、盛り上げる曲も、とても重要なものです。
今回紹介した曲は、有名な曲ばかりですが、現地に行けば、知らない曲がたくさん聞けるのでしょうね。
いつかタヒチに行き、本場のタヒチアンダンスとソングを聞きたいものです。
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