タヒチアンダンスの中でも難しいファーラップのコツと練習方法!





タヒチアンダンスは、ポリネシア島で神様へのお祈りやコミュニケーションとして行われていたダンスです。現在でもそのダンスの方法が伝えられていて、情熱的なダンスとして踊られています。

タヒチアンダンスで難しいとされていることがファーラップです。

上級者でもずっと理想を追い続けているといわれています。
そのような難しいファーラップですが、どうすれば上達することができるのでしょうか。

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ファーラップとは?

タヒチアンダンスには、踊り方の種類が2つあります。

1つはオテアです。パーカッションやドラムのリズムにあわせてオテアは腰を激しく動かす特徴があります。
もう一つはアパリマです。スローテンポの音楽にあわせて歌詞や物語を手の動きで表現します。

ファーラップとは、腰を激しく回す動きのことです。腰だけを回して上半身は動かないようにします。早く動かすことが特徴で難しいとされています。

 ファーラップのコツとは?

ファーラップができないという方は少なくありません。しかし、コツをつかめば上達に一歩近づくことができます。

腹筋を鍛える

上半身が動くとファーラップはうまくできません。上半身を動かないようにするために必要なことが腹筋の強化です。
腰を動かし上半身を動かないようにするためには、上半身を動かないようにするための筋肉が必要です。

主に使われる筋肉が腹筋です。お腹のあたりに意識を向けて力をいれて、上半身が動かないようにします。
しかし、力をいれすぎてはいけません。力を入れ過ぎると腰がうまく動かなくなります。
腹筋で上半身を支えつつ無理な力入れないことがコツです。

下半身で支える

腰だけを動かすためには、下半身の力も必要です。土台がしっかりしていないと、その上にのっている体がブレてしまうのです。
踏ん張りすぎると脚に無理な力がかかり、腰のなめれかな動きができません。下半身でしっかりと支えつつ、無理な力は入れないことがコツです。

柔軟性

腰を滑らかに動かすためには柔軟性が必要です。素早く滑らかに腰を動かすためには、体が自在に動ける柔軟性が必要なのです。腰を動かすので腰の柔軟性が重視されますが、体はすべてつながっているので腰以外の部位の柔軟性も高めておくとよいでしょう。

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練習方法

まずはファーラップが上手にできるような体作りをします。

腹筋が弱いと感じているようなら腹筋を強化するトレーニングをしましょう。
・膝を立てた状態で仰向けになります。
・両手を頭の後ろで組んだ状態で、上体をゆっくりと膝に近づけます。このときに反動や腕の力を使わないようにします。
・2秒ほどかけてゆっくりと体を床に近づけます。
この運動を10回を1セットとして3セット行います。

体の柔軟性を高めるためにストレッチを取り入れることもおすすめします。
・両足を床に投げ出した状態で座ります。
・つま先をつかむようなイメージで上半身を膝に近づけていきます。つま先をつかめないようなら、できるところまででよいです。
・その状態で20秒間キープします。

股関節の柔軟性も高めましょう。
・床に座って膝を曲げて、両足の裏をくっつけます。
・両手を膝に当てて床に押しつけるように膝を押します。痛いところまではやらないでください。
・その状態で20秒キープをします。

ファーラップを上達させるためには、基本的なことができていなければなりません。

早く上達したい気持ちがあるかもしれませんが、まずはタヒチアンダンスの基本をマスターしましょう。
腰を回す動きですが、はじめはゆっくりと回す練習をします。

一つ一つの動作を意識しながら、上半身がブレていないかを確認しながら、ゆっくりと腰を回します。ゆっくりと動かして基本的な動きをしっかりと体に浸みこませましょう。

30秒くらいかけて腰を1回回す運動もします。ゆっくりと動かすのは実は大変で、やってみるとわかりますが腰が疲れます。ゆっくりと腰を回すためには、腰や上半身などを支える筋肉が必要で、多くの筋肉を使うため疲れるのです。ゆっくりと回せるようになってくると、早く回るようにもなってきます。

基本的な動作の練習はつまらないかもしれませんが、上達するためには地道な努力が必要です。プロになるためには1万時間の練習が必要だといわれています。

1万時間というのはあくまでも目安ですが、プロを目指していない方でも、とにかく練習を続けることがファーラップが上手になるために大切なことです。

あきらめなければ上手になってきます。

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まとめ

ファーラップはタヒチアンダンスを長年行っている方でも難しいとされる動きです。初心者はファーラップがうまくできずに苦労するかもしれません。しかし、ファーラップができるような体を作り、コツをつかんで練習を重ねれば上達をしてきます。

何事もやらなければ上達はしません。あきらめずに練習を続けていれば、いつかはファーラップが上手にできるようになることでしょう。

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